当科について
パラアスリートヘルスケア外来
世界で活躍するパラアスリートを医療・健康面で支援
2023年9月から、総合内科・総合診療科内にパラアスリートのメディカルチェックを担当する専門外来「パラアスリートヘルスケア外来」を開設しました。総合国際大会に出場するパラアスリートは毎年1回医療機関を受診し、日本パラスポーツ協会が指定する書式の医師診断書を作成する必要があります。診断書作成に必要な検査には、血液検査、尿検査、心電図検査、胸部レントゲン検査、呼吸機能検査がありますが、中高年者や生活習慣病を有する選手もいて、年1回の受診だけでなく日々の内科的健診や診療を継続的に受けることが重要です。
パラアスリートヘルスケア外来では、総合内科・総合診療科のみならず他の診療科、特に総合リハビリテーション部・リハビリテーション科の医師や療法士と連携し対応します。さらに必要に応じて、吉備高原医療リハビリテーションセンター(加賀郡吉備中央町)などの専門施設とも連携して診療します。
詳細は病院HPをご参照ください。(https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index459.html)
診療内容
- パラアスリートのメディカルチェック(健康診断)/日本パラスポーツ協会指定の医師診断書作成
- パラアスリートの医療的支援/生活習慣病の予防や治療、ドーピング対策
- クラス分けの診断書(Medical Diagnostic Form:MDF※)の作成
※MDFは肢体不自由クラスの方対象
岡山大学病院 総合内科・総合診療科
大塚文男(教授)、大野洋平(助教)
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